便秘・下痢
生理前に便秘がち、生理前になると下痢をする。症状は逆ですが、どちらも生理前のホルモンの作用によるものです。人によって出る症状に個人差があるのです。
生理前に分泌が増え始める黄体ホルモンには血液や水分をため込もうとする働きの他に、腸の働きを鈍らせる作用があります、便秘はそのために起こりやすくなるのです。
また、生理前(排卵後)に子宮内膜から分泌されるプロスタグランディンというホルモンは生理を促すために子宮を収縮させる働きを持っていますが、この作用は子宮だけにとどまらず、体全体の血管を収縮させるため、腸のぜん動運動が促されて下痢になる場合もあります。
便秘は水分と食物繊維を多く摂る食事と運動で解決するのが望ましいですが、効果が薄い場合には、漢方薬などを試してみるのも効果的なようです。
食物としてはプルーンとヨーグルトがお通じにはよいとよく知られています。コーヒーを欠かせないという人は「コーヒーオリゴ糖入りコーヒー」というのも発売されています。腸内環境を整え、排便回数を2〜3割増やす効果があるそうです。