子宮腺筋症とは
子宮筋腫と混同されやすいのですが、子宮筋腫と子宮腺筋症は別のものです。
子宮筋腫は子宮にできる良性の腫瘍で、5人に1人はかかるともいわれている比較的ポピュラーな病気です。腫瘍といってもがんに移行する心配はまずありませんが、経血の量が多くなったり、不正出血や妊娠しづらくなるといった問題を抱えています。
これに対し子宮腺筋症は子宮内膜症の一種で、子宮内膜の組織がなんらかの理由で子宮の筋層内に入り込んでしまって増えることで起こります。
子宮が大きくなるために子宮筋腫と間違って診断されることもありますし、子宮筋腫と子宮腺筋症が合併して起こるケースもしばしばあります。
子宮腺筋症は、経血量が増える過多月経とともに痛みが非常に強いのが特徴で、生理時に酷い痛みがあるようなら子宮腺筋症の可能性が高くなります。子宮腺筋症では、子宮の筋層にもぐりこんだ子宮内膜も、生理の時には筋層内で出血するため、筋肉が引き延ばされてこれが大変強い痛みとなるのです。